パルマローザ
学名Cymbopogon martini
科名イネ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位全草(根以外)
比重0.881〜0.909
・イネ科の多年草、ススキに似た植物です。
・バラに似た香りを持つことからローズの精油の偽和剤として、
 石鹸や化粧品、香水に使われることがあります。
主要含有成分表 提供;KENSO
モノテルペンアルコール類 ・ゲラニオール 75-85%
・リナロール
エステル類 ・酢酸ゲラニル 5-15%
モノテルペン炭化水素類 ・trans-β-オシメン
セスキテルペン炭化水素類(+) ・β−カリオフィレン
・Rosha(ロシャ)やIndian Geranium( インディアン・ゼラニウム)オイル
 と呼ばれることがあります。
・抗菌作用や抗真菌作用を期待して、皮膚トラブルに用いられます。
・禁忌事項として、含有成分のゲラニオールに子宮収縮作用があるため、
 原則として、出産時以外の妊婦には使用しない
・皮膚刺激が無いため、乳幼児にも用いて下さい

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください   
モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・ゲラニオール
  (鎮痛作用、興奮作用、収れん作用、抗不安作用
   皮膚弾力回復作用、子宮収縮作用)
・リナロール
  (鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)   

エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用3+
固有作用

・***
  (*****)   

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・***
  (*****)   

セスキテルペン炭化水素類 ・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
固有作用

・***
  (*****)   

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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